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巧遅は拙速に如かず(こうちはせっそくにしかず)

お客様や周囲の支持を獲るには・・・。
信頼を獲るには・・
本気が見えるは・・
情熱を現すには・・
成功の代名詞は・・
●答えは、全てが「行動が心」の【スピード】である。

■ 『巧遅は拙速に如かず』(こうちはせっそくにしかず)

[孫子の兵法] できが良くとも遅いのは、できがまずくとも速いものには及ばない。 物事は素早く決行したものが勝つ。

■リーダーは、常に『即断、即決、即行』が求められる。

スピード、スピード、スピード、「一にスピード、二にスピード、三四がなくて、五にスピード」こそが、優れたリーダーの証しとも云える。

ビジネスの世界は「早い者勝ち」「生き馬の目を抜く」である。

*いやいや、「急いては事を仕損ずる」や「勇み足」となり、やり損なったり、判断を誤ったり、失敗を招きやすいから・・・慎重に。

という、現実も事実もあり、当然の指摘である。

しかし、早さやスピードの「即行」があるからこそ、その失敗や過ちに、早く気がつき、いち速くの軌道修正や、いち速くの改善・改革・改良も出来るようになる!

更に、失敗を想定内とした行動と準備は、「必然必要必須」な事であり、逆に、失敗ない行動をしようとすること自体が既に失敗である。

【参考】※日本製品の衰退

もはや、現在「海外で日本家電の姿は見られない。」完璧主義で妥協がないこと(巧遅)が、世界のトレンドとズレを生んでしまった。
世界は「最低限の価値を持った商品」をいち速く商品化(拙速)し、弱点や悪点をいち速くバージョンアップ(改良)して完璧にとしていく、このサイクルをライバルよりも、高速で実現出来るか否かを競うものとなっている。
日本は、まさに「巧遅型」にして、かつ、「的を得ない開発」(ガラパゴス型:取り残された進化)となり衰退している。
世界は「拙速型」のスピードと、かつ、高速の「バージョンアップ:改良」の サイクルにてシェア獲得を競っている。
日本は、部分的強さは未だに保持はしているが、他国製品の一部品メーカーにしか過ぎない地位に墜ちている。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、パソコン、携帯、ドローン、電気自動車・自動運転・5G関連・・・。
そして、それらの影響は、商品開発だけにとどまらず、プロモーション、流通、販売、リサーチ、世界のトレンド、ベンチャー育成なども連動されている。

以上。

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プロフィール



リファイングループ代表取締役CEO

保坂 祇彦/Masahiko Hosaka

福岡市出身。健康産業との出会いから身体の健康はもとより精神の健康も大切だと考え、’85年実践の教育産業を目指すウエルネス綜合研究所を設立。美容、健康関連企業のコンサルタントとして企業等の営業指導及び美容・健康の指導を行い、’96年、株式会社アミンを設立。 「信頼と感謝」を基本理念にかかげ、直販流通ビジネスを起業する。又、(社)日本訪問販売協会内、全国直販流通協会理事を歴任。業界紙等におけるアドバイザー業も手がけ、現在ではリファイングループのCEOとして手腕を振るっている。 そのエネルギッシュな講演はわかりやすくユニークかつ本音で語るが故に迫力があり、人気を呼んでいます。


 主な講演内容
「手に職・頭に商い」「美しい女性とは」「職と健康」…等々