「共感力と共感疲労」
私達は、事故・事件・災害、そしてコロナ問題、ウクライナ戦争など、ニュースや報道にて世界の裏側まで知ることのできる時代に生きている。
そして、飛び込んでくる情報に心を痛ませ、ストレスを抱え、繰り返される報道を見て、体調や精神を崩してしまう人がいる。
(世の中の悲劇を、まるで自分ひとりで背負ってしまうが如く・・・。)
「共感力」は、人と人の繋がりや、連帯感や、感情を増加・増大させることが出来ます。
しかし、同時に、苦しんでいる人を見て、当事者ではないのに自分も同じ苦しみを体験し、心に疲労を蓄積させ、精神的にダメージも負っていく事を「共感疲労」という。
(メンタルヘルス疾患として、不安神経症、うつ病、心的外傷後ストレス障害などを患うこともある。)
【対策と習慣化】
- 対策
入力情報を制限する。
「知らぬ強さ」と「知っての弱さ」を知る。
敏感力と鈍感力を身につける。(オンとオフの切り替え。)
- 習慣化⑤
①食べる
しっかり食べる。
バランスの取れた食事を摂る。
②話す
誰かに喋る。
孤独はメンタルヘルス疾患の深刻な一因。
③寝る
規則正しく寝る。
寝不足や寝すぎは心身共に不調を起こす。
④動く
身体を動かす。
適度な運動を1日30分はする。
⑤外出する
外の新鮮な空気を吸うこと。
自分にとって心地よい刺激を与える。
以上。