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「コロナ禍の冬を暖かく」~髙橋先生からのメッセージ~

このところ日本中が寒波に覆われ、毎日厳しい寒さが続いています。先日は、大雪のために高速道路で丸2日近く車内に閉じ込められた人たちがようやく救出される様子が報道されていました。雪の降らないところで生活している私にとって、豪雪地帯の冬は想像の世界ですが、一つ間違えば命に関わるその厳しさを改めて知らされました。

昔から「冷えは万病の元」と言いますが、寒冷は心身に多大なストレスを与え、私たちの健康を脅かします。そこで、寒い冬を元気に乗り切るためにぜひとも心がけていただきたいことがあります。

まず、必要以上にダイエットをしないこと。寒い中で体温を保つため、冬は夏以上にたくさんのエネルギーが使われます。冬眠に備える熊を見ても分かるように、自然界では十分食べなければ冬を乗り越えることはできません。これは人間も同じです。過剰な飲食は御法度ですが、きちんと食べて下さい。もちろん酵素を一緒に摂取することが大切です。それから、ショウガやニンニク、ニラ、ネギ、味噌、天然塩、肉・魚など身体を温めてくれる食材を選ぶことも大切です。ビールや麦茶、そしてほとんどの果物は身体を冷やすので御注意を!

冷えを防ぐには、服装にも注意しなければいけません。暖かい肌着を身にまとい、襟のあるシャツを着てください。ファッションデザイナーの都合で、首や肩、腹、腰が剥き出しになったような非現実的な服は好ましくありません。理想的な例を挙げれば、アウトドア用の服装は優れています。

それからやっぱり運動。寒いと動くのが億劫になり、一日中コタツに当たりながら過ごしてしまいがちですが、身体を動かさなければ身体は冷えて筋肉や血管が固くなります。そして血圧が上昇し、けがをしやすくなります。天気のいい日はウォーキングやジョギング、家の中でもストレッチやスクワット、腕立て伏せ、腹筋、ブリッジなどを実践すれば、身体が温まり免疫力も高まります。そして寒さやコロナ禍などの厳しい環境にも負けない、しなやかで丈夫な身体で生き抜くことができるのです。

それからもう一言。良質な酵素とエラスチンが豊富なDr.エンザイムSPもお忘れなく! それでは皆様、お元気で。

太陽クリニック院長 / 医師

髙橋 弘憲 たかはし ひろのり 先生

1958年生。宮崎県立宮崎西高・自治医科大学出身。
僻地や地域中核病院、自治医科大学血液病棟などの勤務を経て、内科クリニックを開設。
日常の診療活動にとどまらず、新鮮血観察(FBO)から見た理想的な健康法を研究。
自ら実践しながら指導に当たっている。

『健康・不健康の分かれ道』、『強運な身体をつくる生き方』、『血液が語る真実』など多数。

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