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「さあ、暑い夏が来ましたよ」~髙橋先生からのメッセージ~

 会員の皆様、こんにちは。長々と続いていた梅雨も明け、ようやく夏らしい天気になりました。

毎年この時期は熱中症の患者さんが多くなります。特にお年寄りは咽の渇きを感じにくく水をほとんど飲まないので、
自宅の中でも脱水状態になってしまうことがあります。また最近では、生徒が学校で熱中症になり保護者が連れてくることも増えて来ました。
部活で激しい運動をしている生徒ではなく、運動嫌いで夜更かしをして朝食を食べない生徒がよく倒れます。

 そう言えば先週、午後7時過ぎに79才の男性が来院しました。
やせ型の老人ですが力のある声で「夜分にすみません」と挨拶し
「さっき8km走った後にビールと焼酎を飲んだら、その後ゾクゾクと寒気がして・・(熱は37℃)」と訴えます。
「この暑い中で8kmも走ったから熱中症になったのでしょう」と私は説明したのですが「いや、今までこんなことは一度もなかった」と譲りません。
できれば点滴した方がいいかな、などと考えていたら
「そう言えば今日走る前から下痢をしていた。ここに来る前にも下痢をしたけど」とじいさんが言ったので
「そりゃあ危ないでしょう。そんなことしたら倒れて運ばれますよ」と注意しても「いや、初めてだ。こんなことは」と言い切るのです。
79歳になっても8km走るのはたいしたものだと感心していたのですが、さすがにあきれて
「本当に危ないから。自分だけは特別だと思ったらダメだって。本気で怒りますよ、下手すると死ぬことになるから」と気合いを入れて話したら、
ようやく口を閉じてくれました。ひょっとすると感染性胃腸炎も起こしているかもしれません。
本当は点滴をした方が安心ですが時間もないし下痢もしているので、整腸剤を処方して
「補水液だけを飲んでください。もし夜中に気分が悪くなったら迷わず救急車を呼んで下さい」と何度も伝えて帰宅してもらいました。
ちょっと困ったじいさんだったけど、なんとなく勇気ももらいました。普段から鍛えていると年をとっても丈夫なのです。

 丈夫な心と身体の基本は、やはり食事と運動です。ご飯も肉も魚も野菜も、でもお菓子はほどほどに、モリモリ食べてください。
もちろんきれいな水とDr.エンザイムSPも摂り続けて、この暑い夏を熱い夏に変えてください。それではまた!

講師プロフィール

医師

高橋 弘憲 たかはし ひろのり 先生

1958年生。宮崎県立宮崎西高・自治医科大学出身。
僻地や地域中核病院、自治医科大学血液病棟などの勤務を経て、内科クリニックを開設。
日常の診療活動にとどまらず、新鮮血観察(FBO)から見た理想的な健康法を研究。
自ら実践しながら指導に当たっている。

『健康・不健康の分かれ道』、『強運な身体をつくる生き方』、『血液が語る真実』など多数。

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