NEWS ニュース コロナ禍 「酵素で冬に備える」~髙橋 弘憲 先生からのメッセージ~ 2020.12.08 しばらく鳴りをひそめていましたが、最近はまたコロナ関連の報道が目立ってきました。多くの都道府県において1日あたりの感染者数がこれまでで最多となっており、日本医師会会長は「このままでは医療体制が崩壊するので自粛してもらいたい」と騒ぎ立てている様子です。しかし、これは本末転倒であって絶対におかしい!と思いませんか? たとえ感染者が増加しても対応できるだけの医療体制をさらに充実させるように働きかけることが本来の姿です。そもそも従来の患者さんの診療で手一杯の医療機関に、さらにコロナ患者を対応させればすぐに限界がくるのは当たり前のこと、天井が判らない新たな感染症に対しては必要なだけ施設を増設し、スタッフも増員しなければ対処できるはずがありません。逆に言えば、そうすれば医療崩壊という要素を気にせずに、堂々と経済活動ができるのです。 ところでこれから冬を迎えるに当たって、怖いのは新型コロナだけではありません。インフルエンザはワクチンや治療薬が存在するにも関わらず、その年間死亡者は 3,000 人程で、実は新型コロナ患者の死亡数を上回っており、ときには脳症による重篤な後遺症をきたすこともある、本当は怖い感染症なのです。 今年は政府の方針で 10 月 1 日から高齢者の接種が始まり、しかも延岡市では自己負担が無料になったため、例年以上に接種希望者が多くなり、11 月中旬の時点で約 2,800 人にワクチンを注射しました。11 月 16 日の月曜日は前代未聞の 257 人!クリニックの前の道路には長い車の列ができていたそうです。 本来は冬に備えて体調を整える時期に、まるで合戦場にいるような日々を送 っていますが、私の体調はバッチリです。これは決して強がりではありません。 高齢になると体温は低くなりますが、私の体温はいつも36.5℃前後です。体温は高めの方が免疫細胞の活動が盛んになり、病原体やガン細胞をやっつける力が強いのです。これはひとえに、かねてから会員の皆様に推奨している健康法を、私自身がしっかりと実践しているからに他なりません。 私が会員の皆様にアドバイスすることはただ一言、適度の運動と栄養バランスの良い食事、そして Dr.エンザイム SP を継続することです。それでは皆様、くれぐれもお元気でお過ごし下さい。 太陽クリニック院長 / 医師 髙橋 弘憲 ( たかはし ひろのり ) 先生 プロフィール 1958年生。宮崎県立宮崎西高・自治医科大学出身。 僻地や地域中核病院、自治医科大学血液病棟などの勤務を経て、内科クリニックを開設。 日常の診療活動にとどまらず、新鮮血観察(FBO)から見た理想的な健康法を研究。 自ら実践しながら指導に当たっている。 主な著書 『健康・不健康の分かれ道』、『強運な身体をつくる生き方』、『血液が語る真実』など多数。