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「フコイダン、フコキサンチンについて」~周先生からのメッセージ~

Q1.フコキサンチンには美容効果が期待されると言われていますが、具体的に教えて下さい。

本来は美容成分という位置づけではありませんが、多めに摂取されている人はお肌状態の改善が期待出来ます。一般的には、美白や美肌というイメージでしょうか。真皮細胞は毎日合成、分解されています。又お肌に存在するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸という美容成分も、分解酵素で分解され新しく作られます。若いお肌は合成力が強くて分解力が弱く、加齢と共に逆転していきます。(加齢で合成力は低下し、分解力は上がる。)フコキサンチンは加齢による分解(シワなどの原因)を阻止する働きや、チロシナーゼ(メラニンをつくる酵素)の活性を抑え、コラーゲンの産生促進に働きます。

Q2.効果は摂取する量によって左右されるのでしょうか?

摂取量はとても大切なポイントですが、特に重要なことは、摂取期間です。更に短期間よりも長期間のほうが大事ですね。「フコイダンGS 」で目安6粒、「Dr.フコイダンSP 」で目安3粒(体の状態によっては、3~15粒) を一定期間、もしくは毎日の摂取を続けていくと良いですね。

Q3.フコキサンチンは、美容効果を期待される方を含め、どのような方々の摂取が望ましいのでしょうか?

30代以降の年齢は特に必要な成分と考えています。生活習慣病のリスクが高くなってくる年齢だからです。又、加齢とともに褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の比率も乱れ、フコキサンチンは白色脂肪細胞が原因と言われる中高年の肥満解消にも働きます。

Q4.「フコイダンGS」と「Dr.フコイダンSP」をどのように使い分けると良いのでしょうか?

毎日の健康維持・管理の為に、フコイダン、フコキサンチンをはじめ、血流循環の改善が期待されるイチョウ葉エキス、松樹皮エキス、α‐リポ酸などを含んだ「フコイダンGS」は一般的にベースと考えて良いかと思います。そして、生活習慣病をはじめとした様々な状況で体力が低下している場合は、フコキサンチンが豊富に含まれている「Dr.フコイダンSP」がおすすめです。状況によっては、「フコイダンGS」との併用も期待がもてます。

Q5.他社のフコイダン製品と比較した場合、どのような違いがありますか?

フコイダン、フコキサンチンが高濃度であること。フコイダン、フコキサンチンの含有量がとても多い事が1番にあげられます。特にフコキサンチン成分は、元々不安定で活性が落ちやすい性質をもっています。「フコイダンGS」、「Dr.フコイダンSP」は、独自製法によって、活性が長く続き、成分の安定化が可能となりました。

Q6.健康な人が健康維持を目的に摂取を始めた場合、特別な変化は現れるのでしょうか?

個人差がありますし、元々健康な方であれば変化は分りにくいかもしれません。あえてあげるならば、快眠や太りにくい体、冷えや頭痛の軽減、かぜをひきにくくなった等がわかりやすいかもしれません。

Q7.日本のみならず、世界的に見てフコイダン系のサプリメントの普及、認知度は現状として如何でしょうか?

世界的には、まだまだ認知度が高いとは言えませんが、先進国である日本はとても需要が高くなっています。諸外国でのサプリメント需要においては、低価格で、且つ即効性が求められているのが現状のようですね。

Q8.お薬との併用については、どのように認識しておくべきでしょうか?

フコイダン、フコキサンチンという成分については、特に問題はないと考えております。その上であえて申し上げれば、お薬の服用とサプリメントの摂取の間隔をあけると良いかと思います。具体的には、空腹時や、朝、そして就寝前などにフコイダン、フコキサンチンを摂取することで被らないのではないでしょうか。

Q9.フコイダン、フコキサンチンサプリを控えたほうがいい方、或いは控えたほうがいい状態や時期などがあれば教えて下さい。

控えたほうがいい方などは、特に見当たりません。又控えたほうがいい体の状態、或いは時期についても特に心配する要素はあまり無いと考えております。但し、妊娠中の方については念のため主治医のアドバイスを頂くことで安心が得られるのではないでしょうか。

Q10.特長として、免疫力のアップという言葉をよく耳にしますが、具体的にはどういう意味に理解すればよいのでしょうか?

少しだけ表現に誤解があるのかもしれませんね。例えば、風邪やインフルエンザなどでよく耳にする言葉に「ウィルスに対して免疫力を高める」などの表現がありますね。実は医学的には体内に侵入した異物を攻撃する力を意味します。この場合、免疫力が異常に高すぎると正常な細胞までも傷つけてしまう、サイトカインストームと言う状態を作り出します。ですから高すぎると実は厄介なのです。フコイダンやフコキサンチンについては正確に表現すると、「フコイダンは免疫力のバランスを整える」となります。身近なことで言えば、風邪を引きにくい、アレルギーが軽くなった、炎症が抑えられた・・など、免疫力が落ちている方にはそれを高め、過剰に働いている方には抑えるといった働きが期待されます。

講師プロフィール

医学博士

周 長芳 しゅう ちょうほう 先生

ウィルスを専門に研究を重ねる中でフコイダンに出会い、その多くの効能に注目。特に、抗ウィルス作用、抗酸化作用に着目し、代替医療の核としてグループで研究を続け、これまで多くの論文を発表。その中で、フコイダンの素晴らしさを実感し、有効成分の実証や抽出方法の技術開発に深く携わる。

1987年 上海第二医科大学臨床検査学部卒業
1997年 東京医科歯科大学大学院医学系研究科博士課程修了(2000年 学位取得)
2000年 中国医学科学院薬用植物研究所客員教授

〈脳卒中〉
・続 歩けた!書けた!話せた!
〈糖尿病〉
・食事制限なしで血糖値が302から95になった
・失明、足指切断…合併症の危機から回復した体験集

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