1957年(昭和32年)1月1日生まれ。上海中医薬大学附属日本校 理事長。兵庫県立伊丹北高校を卒業。関西大学工学部で、6年間学ぶも母の重度の難病をきっかけに医学の途を志す。そして、東洋医学にその可能性を求め鍼灸の大学に入学。しかし、鍼灸の大学では「東洋医学の真髄」である「漢方薬」を学ぶことができなかったことから、卒業後中国にわたり上海中医薬大学で「中医学」を学ぶ。上海中医薬大学留学中、様々な難病患者とその治療を目の当たりにし、本場の東洋医学(中医学)の奥深さとその治療の素晴らしさに感銘を受ける。そのような本物の東洋医学(中医学)の医療を日本で実現するには、先ずその人材の育成を行わなければならないことから、平成2年6月より、日本で初めて本格的な「中医学」の教育事業を開始し現在に至る。そして、平成22年より、上海中医薬大学附属日本校のベンチャーとして(株)漢方医科学研究所を本格的に稼働し、蓮胚芽成分の研究を皮切りに天然の薬用植物を用いた新しい漢方処方製剤の開発を行っている。