1. HOME
  2. ニュース
  3. 「老化予防/HGFの“若化作用”」~大城先生からのメッセージ~

NEWS

ニュース

「老化予防/HGFの“若化作用”」~大城先生からのメッセージ~

いよいよ新型コロナウィルスのワクチン接種が4月から先ず高齢者を対象に開始されます。なぜ高齢者からなのでしょうか? それは、高齢者が新型コロナに感染すると重症化や死亡に至るリスクが非常に高くなるからです。では、なぜ高齢者に重症化や死亡に至るリスクが高くなるのでしょうか?

もともと私たちの体には怪我や病気にかかっても「自然に治す力」がありますが、高齢者になるとその「力」が弱くなり、怪我をしても治り難くなったり、病気にかかり易くなったり、病気になっても治り難くなったりします。

私たちの体は20歳をピークに段々と“若さ”を失い「老化現象」と呼ばれる様々な身体の衰えを感じるようになりますが、病気にかかり易くなったり治り難くなったりするのもこの「老化現象」の一つの現れとして「自然に治す力」が衰えてしまうからにほかなりません。

この「老化現象」の現れ方は人によりかなりの個人差があり、高齢者とされる65歳の方でも50代や40代にしか見えない元気で若々しい方がおられる一方、その反対に、65歳の方でも、70代やさらには80代にまで老けて見える方がおられます。では、その違いはいったい何によるものでしょうか?

身体の老化の現れはまさに細胞の老化の現れです。つまり、細胞そのものの老化が身体のいたるところで現れる現象が「老化現象」です。

私たちの体の中には老化した細胞や組織を再生し修復するメカニズムがあり、その再生・修復のメカニズムの中心的な役割を担っているのがHGF(肝細胞増殖因子)です。

このHGFは私たちの体内にあるタンパク成分ですが、以下(グラフ1)のように20歳をピークに加齢とともに減少して行き、50代の女性の場合ですと、20歳の頃よりも40%も減少してしまいます。

つまり、老化現象の現れはHGFの減少と密接に関係していることがお分かりだと思います。

グラフ1【加齢と共に減少するHGF】
グラフ2【体内のHGFを増やすディメノール】

私たちが開発した和漢植物エキス『ディメノール』にはこのHGFを増やす因子が豊富に含まれており、これを摂取することで体内の減少したHGFを増やすことが期待できます(グラフ2)。そして、このHGFが持つ細胞・組織の再生作用によって、老化防止(アンチエイジング)みならず“若化”(レジュビネイティング/Rejuvenating)をも期待することができ、健康で若々しい元気な身体に甦らせることが期待できます。

講師プロフィール

株式会社漢方医科学研究所 代表取締役

大城 日出男 おおしろ ひでお 先生

1957年(昭和32年)1月1日生まれ。上海中医薬大学附属日本校 理事長。兵庫県立伊丹北高校を卒業。関西大学工学部で、6年間学ぶも母の重度の難病をきっかけに医学の途を志す。そして、東洋医学にその可能性を求め鍼灸の大学に入学。しかし、鍼灸の大学では「東洋医学の真髄」である「漢方薬」を学ぶことができなかったことから、卒業後中国にわたり上海中医薬大学で「中医学」を学ぶ。上海中医薬大学留学中、様々な難病患者とその治療を目の当たりにし、本場の東洋医学(中医学)の奥深さとその治療の素晴らしさに感銘を受ける。そのような本物の東洋医学(中医学)の医療を日本で実現するには、先ずその人材の育成を行わなければならないことから、平成2年6月より、日本で初めて本格的な「中医学」の教育事業を開始し現在に至る。そして、平成22年より、上海中医薬大学附属日本校のベンチャーとして(株)漢方医科学研究所を本格的に稼働し、蓮胚芽成分の研究を皮切りに天然の薬用植物を用いた新しい漢方処方製剤の開発を行っている。

LATEST

最新のニュース