NEWS ニュース 「酵素は花粉症にも効く」~髙橋先生からのメッセージ~ 2021.03.08 緊急事態宣言も長引き、会食や旅行などの楽しい予定が台無しになって気分が上がらない日々が続いていますが、お元気ですか?やはり「生きることはただ息をすることではなく活動すること」ですから、家の中にジッと籠ってばかりでは心身ともに弱ってしまいます。ある程度は、臨機応変に行動することも大切ですよ!さて、全国統計では昨年の1,000分の1と言われているように、今年はインフルエンザが流行していないので、1月、2月と暇な日が続いています。平和なのはいいことですが、経営上は歓迎してばかりいられないのが正直なところ。なにしろ、私のクリニックでは昨年の2月8日を最後に1年以上インフルエンザ患者の受診は1名もないのですから、ある意味「非常事態」なのです。この現象について「新型コロナを契機に国民がマスクを着用するようになって予防効果が進んだため」だと解説しているドクターも居るようですが、ちょっと的外れです。と言うのも、スギ花粉(ウイルスよりもずっと大きい)は昨年の2倍近く飛散しているため、マスクをしていても鼻炎の症状を訴える患者さんが例年以上に多いのです。つまり病原体だろうがアレルゲンだろうが、空中にどれほどあるのかが決め手で、インフルエンザウイルスが今はほとんど存在していないということです。これは日本だけではなく、中国、韓国でも同じで、話題になっているのは鳥インフルエンザばかりですからね。なぜ今年に限ってこうまで極端なのかは明らかではありませんが、不自然なことには何か訳があるはずです。もしかしてコロナウイルスの勢いに押されてしまったのかも・・庭の雑草も1つの勢力が強くなれば他のものは目立たなくなっていきますから、自然界では勢力が並び立つことはないのかもしれません。もしそうならば、新型コロナウイルスよりも感染力が高く、病原性の低いウイルスが大流行すれば、コロナ危機は鎮圧されるのかもしれませんね。ところで花粉症の症状に花粉の量が影響するのは当然ですが、もう1つの要因はその人の体調です。ストレスや疲労で免疫力が低下したときや、過食や飲酒による内臓機能の低下がみられるときには、たとえ花粉の量が少なくても鼻炎や結膜炎がひどくなり、逆に体調管理がうまくいっているときには軽くなるものです。私のクリニックに通院中の患者さんの中には、酵素サプリメントを飲み始めてから花粉症に悩まされることがなくなった人もいます。酵素をたくさん摂取して、血液をきれいに保つことは花粉症対策にも有効なのです。継続は力なり、Dr.エンザイムSPをお役立て下さい。 講師プロフィール 医師 高橋 弘憲 ( たかはし ひろのり ) 先生 プロフィール 1958年生。宮崎県立宮崎西高・自治医科大学出身。 僻地や地域中核病院、自治医科大学血液病棟などの勤務を経て、内科クリニックを開設。 日常の診療活動にとどまらず、新鮮血観察(FBO)から見た理想的な健康法を研究。 自ら実践しながら指導に当たっている。 主な著書 『健康・不健康の分かれ道』、『強運な身体をつくる生き方』、『血液が語る真実』など多数。