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Dr.高橋の酵素コラム 第3回「内臓疲労の解消と冷え対策」

皆さん、今年も「美味しい」季節がやって来ましたね。忘年会やクリスマス、正月、新年会といろんな行事も続き、外食の機会も多くなります。楽しみが増える一方、身体に大きなトラブルが起こりやすい時期でもあります。年末年始の体調管理で大切なポイントは、内臓疲労の解消と冷え対策です。

飲み会が多いと内臓の負担が大きくなるのは知っていても、きちんと対策を立てている人は案外少ないようです。まずは深酒をしないこと、食事は一次会だけにして、二次会、三次会では食べないように、最後にラーメンで締めるような真似は肥満の元、肝障害や膵炎の発症にもつながります。飲み会の翌朝は軽めの食事をしてください。理想的にはお粥と梅干し、みそ汁くらいの内容です。また、普段の食事は和食を基本として、大根おろしなどの消化を助ける食材を一緒に摂るようにしましょう。とはいえ、楽しく盛り上がったところに美味しいものがあれば、ついつい食べ過ぎてしまうのが人情というもの。こんなときに大いに役立つのが、酵素サプリメントのカプセルです。

油でドロドロになった血液

油でドロドロになった血液

酵素サプリメントを摂取すると効率よく食事が消化・吸収されるので、体内酵素をたくさん消費する必要がなくなります。つまり、肝臓や胃粘膜、そして膵臓といった内臓の負担を減らすことができるのです。
酵素サプリメントの効果は血液を見れば一目瞭然です。たとえば前日に焼き肉を食べたため、過剰なタンパク質や油でドロドロになって赤血球も引っ付き合っている血液が、酵素サプリメントを摂取するときれいになって赤血球の動きも良くなります。また、私自身の体験ですが、飲み会のときに酵素サプリメントを飲んでおけば二日酔いにもなりにくいようです。ただし酵素サプリメントによって血行が良くなり、アルコールが早く回ることもあります。

酵素サプリメントの飲み方は食事の前後どちらでもかまわないのですが、おしゃべりをしながら時間をかけて食べるときには、まず食前に何カプセルか飲んでおき、予定以上に食べ過ぎたときには食後にまた追加するといいでしょう。何カプセル飲むのかは食事の内容によって変えてください。和食や野菜たっぷりのヘルシーメニューでは2〜3カプセル、焼き肉やラーメンなどでは4〜5カプセルといったところです。そして真水もたくさん飲まなければいけません。

ところで昔から「冷えは万病の元」と言いますが、まさにそのとおりです。冷えと痛みは密接な関係にあるので、肩凝りや関節のこわばり、腰痛などがひどくなります。また寒冷は血管が収縮させるので血圧が上昇し、狭心症や心筋梗塞などの発症リスクが高まります。それだけではありません。実は冷えると癌ができやすいのです。癌治療の一つに温熱療法がありますが、体温を上げると白血球などの免疫細胞が活性化し、癌を抑える力が強くなるのです。事実、週に3回以上運動して大汗をかく人や、甲状腺機能亢進症で代謝が高くなっている人の発癌率は低いのです。また身体が冷えると心も冷えるし、自律神経も乱れやすいものです。

冬なので寒いのは当たり前なのですが、身体の中と外から温めれば冷えは改善します。ニンニクやショウガ、味噌など身体を温める食材を摂るように心がけ、とにかく筋肉を動かすようにしましょう。ゆっくり湯船につかり身体を温め、最後はシャワーのお湯を水に切り替えて頭からかぶって皮膚を冷やすと、逆に身体は芯から熱を作ろうと反応するので、湯冷めしにくくなります。無理しなくてもいいですが、できそうならば試してください。

それからもう一つ、電位を整え血行を促進する「ラヴィールマット」は冷えの改善にもすごく有効ですので、ぜひともご愛用ください。

リファイングループ特別顧問
医師:高橋 弘憲

1958年生。宮崎県立宮崎西高・自治医科大学出身。僻地や地域中核病院、自治医科大学血液病棟などの勤務を経て、内科クリニックを開設。日常の診療活動にとどまらず、新鮮血観察(FBO)から見た理想的な健康法を研究。自ら実践しながら指導に当たっている。
著書:『健康・不健康の分かれ道』、『強運な身体をつくる生き方』、『血液が語る真実』など多数。

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