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Dr.高橋の酵素コラム 第2回「秋バテの原因と対策」
会員の皆様、お元気ですか?
それにしても今年の夏は暑かったですね!私のクリニックでも熱中症の患者さんの対処にてんてこ舞いでした。ようやく過ごしやすい秋になって、ホッとされている方も多いのではないでしょうか。しかし油断大敵、秋は体調を崩しやすい季節でもあるのです。そこで今回は「夏バテ」に続き発生する「秋バテ」の原因と対策についてお話したいと思います。
「秋バテ」の原因①・・内臓の疲労
体温の調節が困難なほどの夏の暑さが影響を及ぼすのは、心臓・血管系だけではありません。胃腸や肝臓、膵臓などの消化器にも疲労が蓄積されます。だから夏に食欲が落ちてしまう人も多いのです。逆に食欲旺盛な人がバーベキューやビアガーデンなどで暴飲暴食を重ねることも内臓を疲労させてしまいます。特に膵臓はアミラーゼやリパーゼといった消化酵素や血糖のコントロールに不可欠なインシュリンなどを分泌するとても重要な臓器ですが、肝臓に比べるとずっと小さくデリケートにできています。 また内臓が弱ると血液にも悪い影響を及ぼします。体内酵素が不足して、血液の中にプラークがたくさん見られるようになるのです。このドロドロ血液は美容の大敵であるだけでなく、脳梗塞などの危険を高めます。
これらの対策としては、まず食べ過ぎないことと、食物酵素を含む食材(生の大根など)をたくさん食べることが内臓疲労やドロドロ血液の改善に効果的です。とりわけどこでも手軽に飲める酵素サプリメントは皆様のお役に立つことでしょう。ただし、サプリメントの中には粗悪品も数多あります。どこのものでも良い訳ではなく、必ず信用のおける会社のものを選択してください。
「秋バテ」の原因②・・変化しやすい気候
暑い夏から寒い冬へ移行する秋は、寒暖の差が大きく風邪を引きやすい季節でもあります。また「秋の日は釣瓶落とし」と言うとおり、日照時間がどんどん短くなるためセロトニンの分泌が減少し、情緒や自律神経が乱れることも少なくありません。晴れの日にはなるべく外に出て運動するように心がければ、心身ともに安定するでしょう。
それから忘れてはいけないのが台風。秋は台風が多くやって来ますよね。台風が発生・接近するだけで急に高温・多湿となり、気圧も低下するために体調不良が起こります。なぜならば高温・多湿の条件では当然空中に水分子が多く存在しており、その水分子に電気的極性があるため、人体を動かしている生体電流にも少なからず影響するからです。
また赤血球の周りにはマイナスイオンの荷電層があり、お互いにはじき合ってくっつきにくくなっているのですが、電位が乱れてプラスイオンが増加した環境に居ると、赤血球は連銭状態(コインが1列につながったイメージ)となり、毛細血管を流れにくくなってしまいます。これに台風の影響による気圧の低下が加わると、ますます脳細胞が酸欠になり頭痛やめまいが起こります。電位調節マットなどでカラダのイオン環境を整えるのが良い対策です。
私が推奨する「Dr.エンザイムSP」と私も使っている「ラヴィールマット」で、皆様も「秋バテ」を乗り切ってください。
リファイングループ特別顧問
医師:高橋 弘憲
1958年生。宮崎県立宮崎西高・自治医科大学出身。僻地や地域中核病院、自治医科大学血液病棟などの勤務を経て、内科クリニックを開設。日常の診療活動にとどまらず、新鮮血観察(FBO)から見た理想的な健康法を研究。自ら実践しながら指導に当たっている。
著書:『健康・不健康の分かれ道』、『強運な身体をつくる生き方』、『血液が語る真実』など多数。